甲津原とは

<琵琶湖へそそぐ姉川源流の里 甲津原>

甲津原は米原市北東部、東草野地域*の最北にある集落で、伊吹山系西麓の奥にあることから「奥伊吹」ともよばれています。

村の中心の標高は520mで山にかこまれており、琵琶湖へそそぐ姉川源流にある自然豊かな里山です。

甲津原では現在、約30戸、約80人が暮らしています。
かつて1832年には150戸、532人も住んでいたこともありましたが、江戸後期に大火が続き、萱ぶき屋根の家々が多く消失しました。

甲津原の入口には、甲津原交流センター奥伊吹ふるさと伝承館があり、県道をはさんだ姉川沿いには、大きなとちの木が出迎えてくれます。

交流センターには甲津原漬物加工部と、土日祝に営業している喫茶麻心があります。
喫茶麻心では、甲津原で栽培された在来種の伊吹そばやそばプリンがいただけます。

また、麻の実キーマカレー、そばの実雑炊、とち餅ぜんざいなどもとてもおすすめで、漬物加工部のお母さんたちがつくった季節のお漬物や、ここでしか購入できない絶品のとち餅とよもぎ餅のほか、いろいろ販売しています。

奥息吹ふるさと伝承館は、甲津原に残された江戸初期からの建物です。
昔の家の間取りや仕組みがわかり、甲津原で栽培されて織られていた麻や、自給自足をしていた暮らしに関する展示をみることができます。
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月~11月の土日祝に開館。12月~3月は冬季休業。

*東草野とは、姉川上流の甲津原、曲谷(まがたに)、甲賀(こうか)、吉槻(よしつき)の4集落の総称です。
平成26年に、この4集落の山村景観が「国の重要文化的景観地域」に選定されました。

<住所>

米原市甲津原  Googleマップへ

<交通>


各インターチェンジから奥息吹スキー場方面へ約40
名神高速道路 米原インター
名神高速道路 関ヶ原インター
北陸自動車道 長浜インター

電車
JR
琵琶湖線「近江長岡駅」下車 湖国バス  甲津原(約1時間)
JR
東海道線・新幹線「米原駅」下車 レンタカーで45