スーパー生木ラボの鈴木です。
「生木ラボ」という名前は、生木を加工したものづくり(グリーンウッドワーク)からきています。
自然豊かな甲津原の魅力のひとつとなるよう、生木の加工や木材の活用について、活動を紹介していこうと思います。
現在、ぼくは家族とともに、琵琶湖へそそぐ姉川源流の里山、甲津原に住んでいます。
米原市の地域おこし協力隊として、自伐型林業をおこないながら、間伐材などの生木をつかった加工、グリーンウッドワークにも取り組んでいます。
ぼくのブログはこちらです → 地方移住部。
グリーンウッドワークを知ったきっかけは、甲津原でスプーンづくりのワークショップを企画したときです。
山に落ちてる木や枝をつかって、スプーンをつくったのがきっかけになり、グリーンウッドワークにのめりこんでいきました。
グリーンウッドワークの魅力は、なんといってもその獲得感にあると思います。
山に生えている木を伐採して、加工して製品にしたり、そのままつかうことができる。
電動工具もいらないので、森のなかですぐに加工できます。
スーパーで買ってきた魚の切り身を食べるのか、自分で釣った魚を捌いて食べるのか、例えるならそういうことだと思います。
ところで、みなさんは木の素材は乾きにくい、お手入れしにくいと思われていませんか?
実はそんなことはなくて、わりとすぐに乾燥します。
傷のつきやすい調理器具、とくにホーロー容器を多用する我が家には、欠かせない存在です。
プラスチック素材をつかいたくないので、木ベラや木のレードルやスプーンは傷がつかず、重宝します。
もちろん食事スプーンや食器としても、木のあたたかみ、存在感があります。
また、よいかんじに湿気をすってくれるため、あたためたパンには最適なお皿ですし、自分でつくったバターナイフをつかうと、よりいっそう美味しく感じられて、嬉しいものです。
月日とともに変化していく風合いもひとつのあじわいで、ともに過ごしていると感じさせます。
現在はワークショップの開催、カトラリーや食器の販売、今後はスツールなどもつくる予定です。ご興味のある方は、こちらのサイト(スーパー生木ラボ)で販売しています。
ご注文も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
みなさん、ぜひ一緒に甲津原でグリーンウッドワークを体験してみませんか!
コメント