摂南大学 × 甲津原 連携事業03

摂南大学との連携事業

10月に入っても日中は陽ざしがつよいですが、朝晩はひんやりする甲津原。
一歩、冬に近づいた気がします。10月9日(土)、10日(日)摂南大学の学生たちが久しぶりに援農活動にやってきました。
前回は田植えのあとに来られて、今回はすでに田んぼの稲刈りを終えているため、季節とともにずいぶん景色が変わりました。

9日(土)フキの移植

まず営農組合の山﨑さんに、今が旬の山の幸、バイの実やサルナシを教えていただきました。
バイもサルナシもはじめて見る学生たち。
わたしも米原に来てはじめて知りました。

バイの実

バイは針葉樹であるイチイ科の木(カヤとも呼ばれる)の実で、あく抜きした種子を乾燥させて炒っていただきます。
→バイの記事
サルナシはキウイフルーツの原種ともいわれ、毛のない小さな実にはほどよい甘みと酸味があります。

バイの実は果肉をとり、灰汁につけてあく抜きをします。
お土産にいただいたバイの実は、大学に持ち帰って重曹であくを抜くそうです。

その後、フキの移植準備をしました。
フキが群生している急な斜面をのぼり、根っこつきで間引いて集めて、運びます。
植える場所は草を刈って、少し土をおこし、間引いてきたフキを植えつけてゆきます。

斜面に生えているフキを根っこから間引きます

移植場所へ運びます

斜面に植えつけていきます

繁殖し過ぎたミントを根っこから掘り起こします

フキの佃煮は何度かにわけてつくられています(撮影6月)

さっとあく抜きをして炊かれます(撮影6月)

漬物加工部ではフキの佃煮を作られていて、毎年、梅雨前からたくさん収穫され、何度かにわけて加工されています。
なるべく近くでたくさん収穫できたら助かりますね。
フキはわりとどこにでも生えていますが、同じところで毎年摘んでいるとかぶが弱ってくるそうで、今回移植したフキは2年後に摘めたらいいなという計画だそうです。

先々のことを考える

以前に茗荷も弱るとお聞きしたことを思い出しました。
同じように移植されていて、これまで積みかさねてこられた経験から、先のことを考えてお仕事をされているのだなあと感じました。

その後は稲刈り後の田んぼへ行き、来年に向けた土づくり、もみがらくん炭をまく作業を見学、鹿よけに張っていたテープを回収しました。
暑すぎるほどお天気に恵まれ、景色もよく、とても気持ちのよい1日でした。

10日(日)電気柵の撤去

まずは、もみがら堆肥を田んぼにまかれているところを見学しました。
細かくカットされた稲藁がのこる田んぼに、くん炭ともみがら堆肥をまき、田んぼをおこして土に混ぜ込み、来春までにわらが腐るように土づくりをされています。

その後、引き続き鹿よけテープの回収と、獣害対策の電気柵の撤去をしました。
前回はソバ畑に電気柵を設置しましたが、今回は田んぼに立てていたのを撤去しました。
ポールから電気ケーブルを外す係と、丸い筒にケーブルを巻きつける係と2人1組での作業です。
営農組合のみなさんで手分けして、広い田んぼの外側をぐるりと歩いてまわりました。
晴れたり曇ったり小雨がぱらついたりするお天気のなか、いい運動になりました。

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