山野草のバカボン(福永重孝さん)と歩いてあじわう奥伊吹の恵み
ワークショップの告知後、なんと3時間で満員御礼、キャンセル待ちの人気でした。
ようこそ甲津原へ!
はじめに、あらかじめ準備してきてくださった山野草をペタペタと紙に貼り、名前を書き入れ、実物の山野草図を作成。
身近にありよく知られている野草から、甲津原ではこの時期見かけない野草までさまざま、ひとつひとつ説明してくださいました。もちろんすべて食べられます。
ワークショップを開催すると、何度も同じ草花の名前を聞かれるため、「これを見てくださいね〜」というために作られているそうです!
あれもおいしい、これもおいしい
次に、湧水ゆたかな甲津原、薬膳料理よもぎさんのお店のまわりを散策しました。
「これは〇〇〇、あれは〇〇〇」と次々に教えてくださいます。
みんなでキュウリグサを口にして「きゅうりだ!」となったり、目に見える範囲だけで数種類の野草があり、説明してくださるため、散策というほど歩けませんでしたが、中身が濃いのでそれもまたよしです。
のちのち活用したいので覚えたいところですが、あまりに種類が多くて、なかなか覚えられません…
これは山野草図が役に立ちますね!
驚きのかけ合わせと旨味
バカボンさんのイベントでは、和ハーブである山野草、草花を調理して、みんなでいただくことも大きな魅力、実はこれも今回の大きな目的でした!
みんなで野草のお掃除、枯れた葉や違う草を取りのぞき、水で洗ったり、ちぎったり、盛りつけたり…
バカボンさんから指示をいただき、調理がすすみ、お料理がずらりとならびました。
最後の盛り付けにも贅沢に草花をつかって、机いっぱい野の色が鮮やかにひろがり、みなさん大喜び。
次々と大胆に味つけ、工夫される姿を近くで見させていただき、勉強になりました。
メニュー
(葛の花の酵母をおこし、野草を練り込んだ生地、クレソンソース)
2 サンマの野草石焼ご飯
(フライパンに石を置いて、その上に野草を敷きつめサンマを置き、さらに野草で挟みます)
3 しば漬けと栗のクリームパスタ
(甲津原の栗も入れて、大原の柴漬けと栗がめぐりあいました)
4 ミョウガのスダチ甘酢
5 山野草出汁の中華スープ
(素朴だけど山野草のしっかりした存在、栄養満点スープ)
6 バナナのエゴマ包みのフリッター
(ホクホクで文句なしのおいしさです)
7 カボチャとジャガイモのサラダ
8 草団子(あんこで)
(すり鉢で2種の生地をつくり、蒸した手のこんだお団子です)
9 マコモ、ジュズダマ、クマザサ、イナホ、ネコジャラシの野草茶
(稲系からはすごい出汁が出ることが判明)
10 ジンジャーリリーミルクティー
(ジンジャーリリーの濃く甘い香りがミルクにうつります)
野草づくしのランチタイム
食材となった野草や花を丁寧にあじわい、食事を楽しみました。
山野草を普段からお店のメニューに取り入れているよもぎの上野さんは、
「野草が本当に美味しくて、野菜だった」とふりかえられてました。
自然に触れて、学びながら手を動かした1日。
無事に開催することができて、とても嬉しかったです。
バカボンさん、奥さま、参加者のみなさん、本当にありがとうございました。
これからも身近な季節の山野草を調べながら、いろいろ活用してゆきたいです!
めっちゃ美味しかったです〜!
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