ゆるり  音 + ダンス + 山 + 食

イベント

米原市地域創造支援事業
★チラシ ○表 ○裏

滋賀県米原市甲津原は、伊吹山麓の北西、琵琶湖へそそぐ姉川源流にある自然豊かな里山です。
甲津原では囲炉裏(いろり)のことを「ゆるり」とよびます。
ゆるりでは、煮炊きものをし、魚やお餅を焼き、バイの実やクルミを炒り、お肉を燻し、暖をとり過ごしました。
そして、ゆるりをかこんで家族が食事をとり、冬がくると藁を編み、麻をつむぎました。
ゆるりといえば、炭。
甲津原をかこむ山々には広葉樹がひろがっており、ながいあいだ炭焼きがおこなわれてきました。
時代とともに山へ入る人がいなくなっても、草木はかわらず、ただ静かにそだちつづけてきました。
このたび、その山を舞台に、山の日にぴったりなイベントを企画しました。
第1部は、音を探し、音と遊び、音を発しつづけて78年、日本のサウンド・アートの先駆者である鈴木昭男さんと、体を軸におどったり、描いたり、ときには可憐な小動物のような宮北裕美さんによるパフォーマンスをお楽しみいただきます。
第2部では、甲津原の山ごはんといえば、山の薬膳ごはんよもぎさんの特製薬膳カレーが登場。
夜へのうつろいを感じ、山へとけこむ音に耳をすまし、楽しみ、語り合える集いです。
ゆるりをかこんだ昔の暮らしに思いをめぐらせ、みなさまどうぞごゆるりとお過ごしください。

日 程 2019年8月11日(日・祝)山の日

<第1部> 14:15〜16:00 ★予約不要
受付 アグリコテージ入口前  ☂雨天中止
会場 中津又の山から天満神社へ
料金 大人1,500円、中学生以上1,000円

スケジュール
13:30〜 アグリコテージ入口前で受付
14:15 中津又で開演(〜15:00)移動
15:20〜16:00 天満神社境内
16:00 終演

<第2部> 18:00〜19:00 ★事前予約制
受付 アグリコテージ入口前
会場 アグリコテージ1、2号棟裏  ☂雨天時は室内
料金 大人2,000円、中学生以上1000円

スケジュール
17:30〜 アグリコテージ入口前で受付
18:00〜 薬膳山のごはんよもぎの薬膳カレーをいただきつつ、あきニャンの夕暮れ音あそび

申込方法(第2部)と お問い合わせ
メール kozuhara2018@gmail.com
電話  070ー5266ー9771(甲津原アーカイ部 鈴木)

交通
○バス ★バスの発車時刻には余裕をもってお集まりください
湖国バス曲谷線(第1部のみご利用可能)
往路:JR近江長岡駅 12:29発 → 甲津原13:23着
復路:甲津原 16:35発 → JR近江長岡駅17:44着
○車
道の駅旬彩の森より約25分
駐車場:体育館前、広場(地図をご確認ください)

持ち物・注意事項
スニーカーなどの歩きやすい靴でご参加ください
飲料、上着など、雨具、2部のみ懐中電灯やヘッドライト

出演者

鈴木昭男 Akio SUZUKI → website
60年代より音の「自修イベント」を始め、70年代エコー・オブジェANALAPOSを創作。南画廊(東京)個展やドクメンタ 8出場などを経て、「日向ぼっこの空間」を丹後の子午線上(京都府京丹後市網野町)で遂行。世界各地の美術展や音楽祭に招待されている。

宮北裕美 Hiromi MIYAKITA → website
「動かないダンス」と「モノそのものの動き」を追い続けてゆくうちに、即興パフォーマンスや視覚芸術の可能性を探り始める。劇場、美術館、鉄道、公園など各地でサイト・スペシフィックなパフォーマンスを上演。近年は身近なモノの動きをダンスと捉えたインスタレーションを発表している。

薬膳山のごはんよもぎ → website
標高520m、よもぎの聖地、自然たっぷりの奥伊吹の甲津原にある築100年の古民家を再生したお店です。季節の薬草をとりいれ、自然のめぐみをかんじられる薬膳ごはんをつくっています。

Photo: Atsushi KOYAMA

コメント

  1. Iso より:

    とても楽しみにしています。

  2. ゆるりも音も楽しみ より:

    山から、森から、そして、お二人のアーティストのパフォーマンスからどんな「音」が聞こえてくるのかとても楽しみです。