絵本『麻の里』をきっかけに

日々

絵本『麻の里』の刊行をきっかけに、4つの新聞社に取材をうけて、丁寧に紹介していただきました。
米原市のローカルテレビ「伊吹山テレビ」では、絵本の読み聞かせをしていただきました。

まだ未公開ですが、続編の『ゆるりの里』も完成しました。
(「ゆるり」は「囲炉裏」の方言です)

京都から甲津原へ移住してもうすぐ3年が経ちます。
アーカイブを立ち上げて2年、あっというまでした。

取材をうけていると同じことを聞かれるため、
この3年間、おもえばいろいろしてきたなとゆっくりふりかえりました。

そしてこの冬、移住してはじめての豪雪地帯らしい大雪をあじわいました。

これこそがいつもの冬、当たり前だと頭でわかっていても、
寒波がやってくると1〜2日間でみるみる家も車もうもれて、ついついため息が…

そんなときにご近所の方があらわれて除雪を助けてくださったり、
人のあたたかさにふれたことも何度かありました。

もちろん真白の彩り、雪がうみだす造形、なにもかもガラリとかえるながめは息をのむ美しさ。
子どもたちはかまくらづくりにソリ、積もるほどにたくましく忙しくなり、大喜びでした。

コロナ禍であったこの1年間をふりかえると、
昨年とかわらず、静かにたたずむ自然の循環にすくわれました。

季節ごとに色づく山並み、新緑や紅葉、雪におおわれた姿は毎日みほれるし、
草木花、動物、昆虫、みんなそれぞれの環境にあわせて息づいている。

田畑にはいつもの光と水と風、心身が自然にくつろぎ、支えられていると教えられました。

この4月からも、かわらないこと、新しいこと、知り学び記録してゆければと思います。
最後に、絵本が完成するまで、協力してくださったすべての方に感謝しています。

上から、京都新聞、読売新聞、毎日新聞、滋賀夕刊の記事です。





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