一家に一本(以上)?
それくらい、歩いているとよく目にする山椒の木。
引っ越してきたときに「甲津原の山椒はちがう」と教えていただきました。
ヨモギもそうですが、たしかに、濃くてかおり高い気が…
サンショウはミカン科サンショウ属の落葉低木。
恥ずかしながら、原産国が日本ということや、雄と雌の木があり、実山椒(雌株)は成熟すると真っ赤になることも去年はじめて知りました。
春をむかえ、4月を過ぎてからじょじょに葉がしげりはじめ、雄株にはかわいらしい黄色い花がつきます。
生まれたての葉は小さくて艶があり、とてもやわらかいです。
まずは木の芽と花山椒の季節。
毎日なんにでもぱさっとかけてあえたり、ナッツやニンニク、オイルとともにジェノベーゼにしたり、春のかおりに満たされました。
さらに1ヶ月がたち、雌株の実山椒が収穫時期をむかえます。
つみたての山椒を下処理していると、香りだけでもしびれるような、野生の辛みを感じます。
いろいろ楽しもうと、塩漬け、恒例のちりめん山椒、ぬか漬けにも入れて活用しています。本当にさわやかでおいしい自然の恵み。
土壌のせいか、品種が違うのか、木によって辛味やあと味がまったく違っていて不思議です。
熟してきたら粉山椒もつくってみようと思います。
以前に住んでいた京都では、親子丼には粉山椒があたりまえでしたが、全国的にはあたりまえではないようですね、驚きました。
甲津原漬物加工部 の「さんしょみそ」もおすすめです!
コメント
山椒は、摘む時期によって、色々な食べ方があるのですね。
知りませんでした。
我が家に植えてた山椒は、いつもアゲハチョウの青むしさんが、葉を見事に全部食べていましたが~(^^)
それだけ美味しいのかな。